こんにちは、日向夏です。
あなたが家が欲しいと思ったキッカケは何でしたか?
- 結婚して家族が増えた。
- 子供が成長して部屋が必要になった。
- 両親と同居を考えた。
など、生活環境の変化で考えることが多いですよね。
私も部屋が欲しい!と思って、家を建てようと決めました。理由は、そんな理由で?って驚くかもしれません・・・(-_-;)
【家を建てよう!何から始めるの?】で書いていますので、あきれながら読んでみてくださいね。
でも家を建てると、住宅ローン返済が始まるし、外食も少なくして、家族旅行も行けないなぁ。
楽しく生活できるかなぁって考えますよね。

やっぱり家を買うのはまだ先でいいかな~
今、家を建てる・買うことに迷っている方のために、本当に家って必要なのか考えてみたいと思います。
一戸建てには注文住宅と建売住宅がありますが、私は注文住宅で建てましたので、その目線で書いています。(建売住宅を選ばなかった理由は、下記のほうに書いています。)
持ち家のメリット・デメリット
家を買った時のメリット
まず、家のメリットを考えてみましょう。
- 庭があると自由に使える。
- デザインや設備機器など自分の好きな物を選べる。
- 駐車場が無料。
- 多少の音を出しても周囲に迷惑をかけない。
- 土地と家は資産となり売却や賃貸として活用できる。
- 老後の生活の負担が軽くなる。(住宅ローンが終わったら)
家を買った時の良いところは、自由にできるということでしょうか。
集合住宅の時は上下、左右に住んでいる人の目や耳を気にしながら、トラブルにならないように生活していました。
お庭があったら、イスに座って太陽の光や風を感じながらコーヒーを飲んだり、プール遊びやBBQ(バーベキュー)もできますね。家の中では、ピアノも弾けるし子供たちが走り回っても気にしなくていいから怒ることもないですね。
家電も自由に選ぶこともできます。毎年、家電機器も便利な機能がついた製品が発売されてます。年齢を重ねるごとに、これまで簡単にできていたことが “めんどくさい” と感じることも多くなります。
私の理想の老後生活は、新しい生活家電を使ってラクに過ごしたいなぁと考えています。
家の間取りや外観も好きなデザインにできます。
クロス(壁紙)や照明器具、床やドアなどの建具なども好きな色・模様・形を選べるので、これから始まる生活が楽しいものになるのは間違いありません。
そして、駐車場代も無料!
賃貸の時は車を所有していると駐車場代を払っていましたが、その支払いが無くなります。駐車スペースを広くとれた時は、子供が車を購入したときも安心できますね。
家を買った時のデメリット
次に、家のデメリットを考えてみましょう。
- 簡単に引っ越しできない。
- 長期間の住宅ローン支払いが始まる。
- 家・庭・外まわりの掃除や修理は自分でする。
- 固定資産税などの税金を支払う。
- 老後に広い家を持て余す。
- 数十年後にリフォームをするので費用がかかる。
- 地区の自治会への入会。近所の人とのつきあいがある。
家を買ったことで悩むところは、土地・家を購入すると簡単に引っ越しできないことです。
ご近所トラブルや仕事の転勤で、別の場所に変わりたいと思っても簡単にはできません。
家をそのまま放置しておくと外壁や庭が荒れたり強盗の心配など、住んでいなくても管理が必要となってきます。さらに住宅ローンが残っている場合は、転勤先家賃との二重支払いになってしまい、お金が無駄になります。
家に長く安心して住み続けるためには、どうしてもリフォームやメンテナンスは必要になります。
特にリノベーションとなると、かなり高額になるので貯金もしておかなければなりません。
リフォーム・・・住宅内部の改装。間取りの変更や外回りの模様替など。
リノベーション・・・リフォームよりも大規模な改修工事の事。
子供が家を離れると、部屋を持て余してしまいます。二階建ての場合は老後になると階段の上り下りがきつくなってきます。
そして、家を建てると地区の自治会に入るよう勧められます。
自治会は県や市で違うところもありますが、地区内の清掃・防災訓練・お祭り・運動会・子供会・その他多数の活動しているところがあります。
(人付き合いの苦手な方は迷いますよね・・・。)
生活していく上で最も大切なのがゴミ捨て。
地域によっては自治会に入会しないと、収集所に捨てることも許されない所もあるようです。
建売住宅を選ばなかった理由
建売住宅の展示場もたくさん観に行きました。
【メリット】
- 土地と建物がセットになっている
- 契約の手続きも早く済む
- 月々支払額が家賃よりも安く設定されているところが多い
とても好条件でしたが、建売住宅を選ばなかった理由としては
【デメリット】
- 希望していた外観・間取りではなかった。
- キッチン・浴室など設備機器が変更できない。
- 近所の家と距離が近い。
建売住宅を見学したことで、間取りや外観、キッチンや浴室など形・色・広さを自分たちで決めたい!という気持ちに気付きました。
私達には注文住宅のほうが満足できると考えたからです。
みなさんも自分がどちらが合うか、いろんな視点から考えてみてくださいね。
賃貸のメリット・デメリット
賃貸のメリット
では、賃貸のメリットを考えてみましょう。
- 引っ越しがしやすい。
- 収入に合わせて家賃を変えることができる。
- 建物や設備などの修理負担がない。
- 階段や駐車場などの周辺の掃除はしなくてよい。
- 働いている会社によっては家賃の補助などもある。
- ご近所とのつきあいがない。
賃貸の良いところは、引っ越しが自由にできるところです。
引っ越し費用はかかりますが、仕事の転勤やご近所トラブルの時など、不動産会社で手続きを済ませれば、すぐに引っ越しできるので魅力です。
廊下の電球切れや階段の修理は、不動産会社に連絡すれば業者の方がしてくれるので入居者の負担金は無いので安心です。
建物周辺やエントランスなどの清掃も、不動産会社が掃除業者と契約していることが多いので、入所者は何もしなくても大丈夫です。
(きれいに掃除してあると、友達が遊びに来た時も気持ちよく呼べますね。)
自治会は、仕事の転勤が多い人もいるので加入していない方が多いです。ゴミ捨ても、集合住宅専用の収集所があるので安心です。
賃貸のデメリット
次は賃貸のデメリットを考えてみましょう。
- 他人の生活音が気になる。
- 部屋のリフォームなど変更できないところが多い。
- 不特定の人が出入りするので防犯面で心配。
- ずっと家賃を払い続ける必要がある。
- 引っ越しするときは修繕費など支払う場合がある。
集合住宅で悩むところは、騒音トラブルが一番気になるところではないでしょうか?
テレビ・洗濯機・掃除機の音、子供の走り回る足音やドアの開閉の音などの生活音。夜勤の仕事がある人や平日休みの人など、全員が同じ時間帯で過ごしているわけではないのでトラブルになることも多くあります。
部屋のリフォームなども勝手に変更できないところが多いです。
この壁が無ければ部屋が広く使えるのに!と思っても、不動産会社に許可をもらわなければ改装工事はできません。勝手に変更すると、部屋を退去するときに原状回復のため工事代金の請求がくることもあります。
とくに心配なのが防犯面です。集合住宅にはいろんな人が住んでいるので、知らない人と廊下やエレベーターで会うことも多くあります。とくに女性の一人暮らしや子供がいる家庭では、とても心配です。
私がアパートで生活していた時、学校帰りや休日に近所の子供達が集まって、駐車場で遊んでいるのをよく見かけました。とくに平日の昼間は駐車場に車が少ないので、ボール遊びをしていて車に傷がついたこともありました。
まとめ
持ち家と賃貸、両方ともメリット・デメリットがありました。
仕事などの関係でどちらが正解とはありませんが、将来の収入や家族の状況など、これからの生活を想像して自分はどちらが合っているかを考えて選ぶことが大切だとおもいます。
コメント